僕はイラスト投稿において手を広げすぎるのは得策ではないと考えている。
ある特定の作品、ジャンル、キャラクターに絞って投稿している人と、シャニマス描いてたと思えば急にVtuber描いてみたり、かと思えばオリキャラにジャックオーポーズを取らせてみたりしている人、どちらが評価を受けやすいかなんて考えるまでもないからだ。まぁ後者は完全に僕のことなんですけどね。
さらに、やったこともないゲームのイラストを急に描き始めるなんて言語同断である。
さて、昨今巷を賑わせているゲームがある。「ブルーアーカイブ」というらしい。
うーん、最近よく耳にするし、Twitterやらpixivやらでイラストがかなり上がっていて、実際キャラがすごくかわいい。あとサントラが爆裂にいい。
だがしかし、僕は既に「シャニマス」やら「ウマ娘」やら「アイプラ」など好きなコンテンツが沢山あり、手を広げすぎるとひとつひとつが浅くなってしまうということも否めないため。
先に述べたことと併せて、僕はすぐに飛びつかず、一歩引いて冷静になることを心がけているのだ。
だからこの時期、どんなに魅力的なサマーイベントのPVを見たとしても絶対に
出典：https://youtu.be/zmyXqOUoWUE
お？？
おお？？？
え、、、
えっっっっっも！！！！！！
うおおおおお！！！！
ドキドキ。。。
SDキャラがかわいい～～～
うおおおお！！！
はぁはぁ、大体アビドスの子たちのストーリーは読んだぞ、、
よし、満を持して絵を描いていくぞ！
ラフ
うーん、個人的に一押しの女の子は砂狼シロコちゃんなんだけども、
そういうことがしたいわけじゃない気がする。ストーリーを読んだら尚更
アビドスは五人そろってアビドス対策委員会なのである。
もちろん、その労力は想像を絶することは想像に難くない。
前回「クリスマスに事務所で誕生日も併せて祝う大崎姉妹」という絵で帯状疱疹に罹患したことでお馴染みの僕が、一枚のイラストに五人もメインがいるイラストを描いたらどうなってしまうのか
クリスマス大崎姉妹生誕祭
だがやるしかない。それくらいブルアカにはまってしまったのだから
先のPVをベースにラフを構想していく、PVの５人そろって並んでいるところに「先生」を放りこむことを考える。
本家が真横からのアングルであるので、僕は下からあおる構図にすることにする。これは常に本家を越えようとする向上心からであって、決して見下されたいわけではないとここに添えておく。
このラフでは消してしまっているが、ずっとパースとラッピングラインを意識しながら描いた。
他に意識したことは、左から二番目の子ホシノのポーズである。他の子と同様立たせて並ばせても良かったのだが、絵としておもしろいものにするために座らせてカメラに近い感じにして絵全体の立体感を高めることにした。
ただここで注意しなくてはならないのは、ホシノの画面向かって左の占有率が上がり、相対的に右側がスカスカに感じる可能性があるので
背景としてシロコとセリカの間あたりに入道雲を描くことをこのラフの段階で考えてある。絵というのはいろいろな視点からのバランスが大事なのである。
線画
はぁはぁ、、、、
なぜこんなに急いでいるのか、それはこの線画の段階でもうすでにこの夏のイベントは折り返しを過ぎていて
なんとしても７月の間に投稿したかったのと、少しすると忙しくなる予定だったので少しでも絵を進めておきたかったのだ。
塗り
シロコ！！！！！！！
ブルアカ始めたときからずっと気になっていた娘！おんぶして～～～
塗りで意識したのは、今回はSSS通称サブサーフェススキャッタリングです。
ブルーアーカイブがそもそも透き通るような世界観をコンセプトにしているので、このイラストも透明感を意識します。
透明感を出すというのは簡単ですが、どうしたらそれが出せるのか、
それはまず光が皮膚を通過していると考えることです。手のひらを太陽に向ければ手は赤く見えます。
細かいことは別記事に託しますが、皮膚の下の筋肉や血液、光がもたらす効果を意識しながら塗りました。
セリカ！！！！！！！巫女服も描きたいよ～～～
複数人がメインを張るイラストで難しいのは絵のクオリティを変えないことです。
上振れも下振れも許されないのです。ずっとシロコを見ながら描いています。
おじさん～～～。うごいてないのにとけちゃうよ～～～～～＾＾
カメラに近いからというのもあるけど、今回の五人の中ではめちゃめちゃいい顔面が描けた気がしています。
アヤネ！！！眼鏡！ホットパンツさいこ～～～！！
でも眼鏡難しいです。描いたことほとんどないので
ノノミ！！！！！！！でかすぎ！！！！！！
配信でもよく言っていますが、絵を描く上でもそうでない場合でも僕はでかいのが苦手なので
これが僕が描ける最大値です。
完成、そして、、、
完成！！！！！
イメージとしては
みたいなね！！！！
完全に死闘としかいいようがないイラストだったけど。これまで経験したことがない達成感がある。
特に複数人イラストと肌の塗りはかなり自信になった気がする。
あ、あとなんか普通に二週間くらい全身に蕁麻疹が出ていました。
結論：余裕を持ったスケジュールで絵を描こう。
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