【桜】一色絵空【オリジナルイラストメイキング】

4月ということもあって桜のイラストを描きたいと思い立った。

勿論使うのは、昨年作成したオリジナルキャラクターでおなじみの一色絵空ちゃん。

勿論桜というテーマで桜を描かないという高等テクニックは僕にはまだできないので、桜を（たくさん）描くのは避けられないわけだが、一体どうやって描いたのか。

挫折

まずは挫折してみることからこの絵の物語は始まる。

桜というのは毎年咲くもので、勿論去年も描きたいと思ってい、この女の子（オリキャラ）の後ろを回り込むように桜並木が続いているような絵を描こうと思ったのだが……

去年の４月にボツになった桜イラスト

え……この桜全部描くの？？

無理じゃない？とんでもない時間と労力を、女の子以外の部分に割くことになってしまうやないかい。

というわけでやーーめたした；；

再起・ラフ

さて、一年の歳月があれから経ち、今年も桜を描きたくなる季節がやってきた。

もう去年の僕とは違う。オリジナルキャラクターもいるし、3DCGで背景を作成するということもこの一年で経験してきた。

どんな背景を描くことになったとしても、余裕でこなせる自信がある。

ラフを描くときには、とにかく伸び伸び、描けるとか描けないとか考えずに後先考えずに筆を動かすのが重要だが、

今の僕ならどんなラフを描いたとしてもうまいこと

………なにこれ？？？

いや、左はまだ分かるけど右半分は何？もう公民館とかにある幼稚園児の落書きやん？？

いやまぁ、しかし描いた本人である僕はなんとなくやりたいことは分かるので、このまま進めていくことにしよう。

背景づくり

今回背景では、自ら全てを描くわけではなく、Blenderを使用するわけでもなく。

Unreal Engine5というソフトを使用して作成してみようと思う。

Unreal Engine5とは言わずと知れたゲームエンジンで本来ゲームを作成するために使われるのだが、その描写能力の高さとそれを僕のような初心者でも作成できるという点から、今回は導入してみることにする。

うーん、やっぱり僕みたいな素人でも求める空気感を3D上で表現できるのは流石アンリアルエンジンと言ったところで

アセットをベースにちまちまいじっていったらなんかいい感じになった。

ゲームと違い、カメラの位置から見える景色だけよく見えるようにすればいいので、

橋の下なんかはわけわからんことになっている。

こんな感じで、プレーンにクリスタで描いた基礎塗りをテクスチャとして設定したマテリアルを割り当てて、カメラを位置を固定して自分のイメージするイラストになるようにオブジェクトを配置したり、ランドスケープモードで地形をいじっていく。

そしてあーだこーだいろいろやって結局できた背景がこれ

そして、背景にある橋がクソすぎると配信で怒られて、泣きながら変更した背景がこちら

キャラ塗り

うーん、素晴らしい。

顔がいい！千年に一回しか描けない目！

……なんだ？あの首からかけてるきもいのは……

ふともも！この塗りで特筆すべきは色の境界をぼかし切らないこと。

完成

作業詳細

タイムラプス